◆azwd/t2EpEによる雑記です。 自由気ままに書いてみます。
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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その8です。


前回の振り返りで、布石と伏線をそれぞれ二種類、合計四つに分類して管理していたと書きました。
そのうち布石は、ストーリーからも見えるため、管理もそんなに難しくありませんでした。

しかし、伏線については布石よりもかなり気を遣って管理する必要がありました。

特に、四種類のうちの三つ目となる、成長していくタイプの伏線。
これは、慎重に扱わないとストーリーを崩壊させる危険性さえ孕んでいたものでした。

具体的には、ストーリーの根幹を担ったと言えるショボンの正体と思惑です。
ショボンについては、ブーンを軍に引き入れたこと、オオカミとの戦でラウンジの力を借りて兵糧を焼き討ちしたこと、ミルナの逆襲に遭ったラウンジを間接的に助けたことなど、色んな展開でラウンジへの寝返りを確固たるものにしていきました。
細かいところで言うと、第7話でプギャーが拳を握りしめるシーンなども上記に関わっていますね。

しかしもちろん、これらの真相は全て、読み手に勘付かれてはならないものです。
なので、表からは見えないように慎重に、しかし確実に育てていく必要がありました。

僅かでもミスを犯せば、先を読まれてしまうリスクや、合理的な伏線とならず大筋を壊してしまうリスクがありました。
正直に言って、この伏線の扱いは、楽しさよりも怖さが大きかったように思います。
ただ、最終的には大きなミスもなく書けたことに満足しています。

四つ目は成長していかないタイプの伏線。
つまり、一度引っ張ったあと、回収されるまで放置されているものです。

例を挙げると、第1話でドクオが言った、配達屋が襲撃される事件についてですね。
これは第45話でモララーによって回収されるまで、一度も触れられずに目立たず潜んでいました。

何の前触れもなくモララーが配達屋襲撃の可能性に言及してもいいのですが、一つ伏線があるだけで展開がスムーズになるので、第1話の時点で引いておきました。
ただ、場合によっては伏線を忘れることもありうるので、しっかり管理しないとストーリーが雑なものになりかねない可能性も持っていると思います。

布石であれ伏線であれ共通して言えるのは、消化するまでしっかり管理しておかないと作品の質を下げるということです。
その場で思いついた展開をそのまま書けば意外性は生まれるものの、唐突すぎて「なんでもあり」になりかねません。
かといって「いつか伏線として使えるように、とりあえず適当に」という曖昧な引っ張り方をすると、消化できずに残ってしまって「あれは何だったの?」ということにもなりかねません。

当たり前といえば当たり前のことなのですが、先々の展開をちゃんと決めておいて、その展開をナチュラルに書けるように予め布石や伏線を置いておく。
アルファにおいてはそれを最初から最初まで重視して書いていました。
正直、思った通りに上手く書けなかった部分もありましたが、ストーリーの形は崩さずに最後までいけたので、その点は良かったなと思っています。

ここまででストーリーの肝要な部分が概ね決まっていきましたが、大筋を進めるうえで大事な他国との戦については、まだこの時点でほとんど決まっていませんでした。
戦については、詳細は書く直前に考えたり、あるいは書きながら考えた部分もありましたが、やはり戦の大体の流れは予め決めておく必要があると思っていました。

次回は、戦の流れをどんな風に決めていったのかを書こうと思います。


 その9へ




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【2015/02/01 17:59】 | 自己作品について
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名無しさん
もう更新ないのかと思ってた!
お忙しいのかな?のんびり次の更新も待ってます


名無しさん
今でもたまに読んでますアルファ


名無しさん
おお、更新来てた!
何度読んでもブーンアルファベットは面白いです。

リアルタイムで読んでましたが、
ショボンの裏切りは凄まじすぎる大どんでん返しでした。
キバヤシ風にルージアルをラウンジに変えちゃったくらいにびっくりしましたね(笑)。
作者様の狙いは大成功でしたね。
あのときは本当にすごかったです。



名無しさん
更新来てたー!今さっき読み返して来たで!こっちの更新も楽しみにしてます!


名無し
雀牌の更新楽しみに待ってます!

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その7です。


アルファが長編になることは分かっていたので、途中で飽きられないようにするには適度に謎を鏤めておく必要があると感じていました。
序盤~中盤においての、ジョルジュの立場はまさにメインに押し出した謎でした。

前回の振り返りで、ブーンの偽の才能について書きましたが、偽の才能をでっちあげるためにショボンはツンを利用します。
生産所の人間では信用できないからこそ、信用できるツンを利用したという形です。
そしてそのことにジョルジュも勘づくという展開がありました。

これによって、単なるアルファベット職人であるツンにも一つ、含みを持たせることができました。
守秘義務を守るツンと、疑いをかけるジョルジュは、お互いに真実を言わないため、ブーンに新たな謎を抱えさせられました。

この時点で、序盤に置いた謎は二つでしたが、いずれもジョルジュに絡むものです。
ジョルジュに関する謎というのは、ショボンに関する謎とほぼイコールではありますが、ショボン自体にも一つ、目立った謎が欲しいところでした。
そこで考えたのが大将室の引き出しの手紙です。

少し話は逸れますが、自分はこの作品で、表立って見える「布石」と、裏に隠した「伏線」の二つを、更に二種類ずつに分け、四分類して管理していました。

一つ目は、ストーリー上で姿を見せてから成長していくタイプの布石。
ツンとジョルジュの関係性はまさにこのタイプです。
プギャーが言及したり、ジョルジュがツンの小屋にいこうとするショボンを引き留めようとしたりして、少しずつ成長しています。

二つ目は、ストーリー上で姿を見せてから成長していかないタイプの布石。
大将室の引き出しの手紙はこのタイプに該当するものでした。
「もし死んだら」とショボンが言って以来、この伏線は時折ブーンの思考に出てくるだけで、特に形は変わっていません。

ですが、ショボンの狙いを補強する意味では大事なもので、単なる謎としてではなく裏切った後にしっかり活きてくる布石として用意していました。

残る二つは「伏線」に関するものですが、それについては次回に書いてみます。



 その8へ




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【2013/12/28 12:19】 | 自己作品について
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名無しさん
今でも読み返しては布石伏線にニヤニヤしてますw
次も楽しみにしてます
よいお年を~


名無しさん
アルファベット最近ふと思い出して探してみたら完結してたので1話から全部読んできた。

作者にとっては大分前の作品かもしれんが
凄い面白かった。
お疲れ。


名無しさん
何故ジョルジュがショボンを疑っていたのか、
その理由があまりにも突飛でこじつけもひどく、
ちょっとワケが分からないものだったと思います。

しかしそんなよく分からない理由だからこそ、
信じたい、信じたいけど疑いを晴らせない、
と言うジョルジュの苦悩に変換されてしまったことへの理由としては、
十分なものになっているのは凄いなと思いました。


ベイスターズ
面白いです。
裏話のようなものが好きで
いつかサイト見れなくなったら読めなくのが残念 サイト消えなきゃいいんですけど

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その6です。



ショボンはラウンジに忠誠を誓いながらヴィップで戦っており、ジョルジュはオオカミへの思いを抱いているように見えるも実際にはヴィップに忠誠を誓っている。
この二人の立場は、上手く書ければきっと面白くなると考えていましたが、失敗すればただのよく分からない話になるというリスクも感じていました。

自分が二人を書くときに多用したのは、いわゆるダブルミーニングですが、これを自分が上手く使えるかどうかという不安もありました。
事前にある程度、展開を考えていても、キャラのセリフなどはその場で流れに沿って出てくるものも多いため、不安は常に付きまとい続けました。

そんな不安を抱えながらも構想していて、まず思いついたのはジョルジュがブーンの命を狙うという展開でした。

通常、入軍したばかりの兵を戦に伴うことはありません。
ただ、その常識に従っていると、ブーンを活躍させるまでにかなりの時間がかかってしまいます。
序盤で読者さんに切り捨てられるのは避けたかったので、強引にでもブーンを参戦させる必要がありました。

ジョルジュが西塔の戦にブーンを伴うという展開は、戦場にブーンを投入できるだけでなく、
ジョルジュからの脅威をブーンに与えることができ、ジョルジュの複雑な立場もえがけるという点で、序盤にはうってつけの展開でした。

また、このときに敵の大将(結果的には偽者)と戦わせるというのも、序盤の展開を盛り上げるためには欠かせないものでした。
プギャーが拳を握り締めるシーンや、ヒッキーがプギャーに呆れるシーンなどは、活きてくるのはだいぶ後なのですが、このときしっかり書けたことに満足しています。

ただ、ジョルジュにブーンを狙わせるのにも理由が必要です。
ただの新兵なら大将が目をつけるはずはないので、何らかの理由付けをしなければならない、と思いました。

このとき思いついたのが、ブーンの偽の才能です。
類い稀なる才能を持っているとジョルジュに思わせることで、展開がスムーズに流れるように考えました。

ここで単なる才能ではなく、偽の才能としたのは、ショボン側の複雑な立場を作り上げるためです。
偽の才能を意図的に持たせることで、ショボンのラウンジへの思いを裏でえがくことができ、同時に大将という遠いはずの存在を近づけることもできました。

そしてこの偽の才能のおかげで、もうひとつ、中盤の展開に謎を生むことができました。
次回はそのあたりについて書いてみます。



 その7へ




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【2013/08/23 09:42】 | 自己作品について
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名無しさん
更新楽しみにしてました!ありがとうございます


名無しさん
俺も待ってました

序盤で読者さんに切り捨てられるのは避けたかったので、強引にでもブーンを参戦させる必要がありました。

確かに俺も序盤のいきなり熱い展開に引っ張られた口ですが、商業週間マンガ家みたいな縛りなく書いたらどうなってたのかも今では見てみたい気がしますw



名無しさん
東と西の確執がはっきりしてたので初めて見たときは「生かしておくわけには、~」で動機がそれだとすんなり騙されてしまいました
改めて読むとファットマン打ち取ってから本城に帰還するまでジョルジュの心情を想像するのが楽しい

拳を握るところはセリフがもろで、プギャーになんかあることは感づかせましたが
改めて読むとこれも感情がすぐ出る無能さの表現だったんですね


名無しさん
偽りの才能を持つブーンだからこそ持ちえるちぐはぐさが、
偽りのファットマンを討ち取るという戦果を生み出せたとも思えますし、
偽り関連で色々と関連付けられているように思えて楽しかったです。
特にこの辺りはショボン裏切り後に読むと、より楽しめたと思いました。

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その5です。


「その3」で、自分が面白いと思える話を作ることが最低限だと書きましたが、
それを自分のなかで満たしてくれたのが、ショボンの裏切りでした。

東西分裂などを考えてもまだ、自分のなかにはすっきりしないものが残っていました。
もうちょっと面白くできるんじゃないかという思いがあって、ずっと考え続け、
あるとき不意に「最強の味方が裏切る」というのを思いつきました。

正直、ここまではまだ頭のなかでゆっくり構想を転がしていただけで、
自分のなかでは具体性が見えていない部分も大きかったのですが、
ショボンの裏切りを思いついたときに一気に視界が開けたような、そんな感覚がありました。

既に考えていた「敵国大将とブーンの一騎打ちをラストとする」というのも、
かつて自国大将として仰いでいた存在と相対する、という展開ならば感情面も複雑に表現できていいのではないかと考えました。

ちなみに、ショボンの姓である「ルージアル」が「裏切る」のアナグラムではないか?とスレで言われていましたが、
正直に言って、これは完全に偶然です。思いついた人が凄いです。

ただ、姓に「ル」を入れたのは、ベルやアルタイム、カルリナなどの他の主要なラウンジ武将と少しだけ共通点を持たせようと考えたためでした。
本名の「ヴィル」という名前もそうですね。ラウンジの主要武将は名前に「ル」を入れていたためです。

話を戻しますが、一気に視界が開けた、と書いたように、ショボンの裏切りとあわせて思いついたのは、
それを悟られないようにするため、ジョルジュのほうを怪しませるというものです。

つまり、「ジョルジュが裏切るのか裏切らないのか」という点に目を向けてもらい、
ショボンからなるべく視線を逸らすような、そんな展開にすれば、いざ裏切ったときの衝撃も大きいのではないか、という考えです。

自然とジョルジュを疑ってもらうためには、ジョルジュを冷徹なキャラに仕上げる必要があり、
同時にブーンから自然と嫌われるようなキャラにする必要もありました。
なので、かつてオオカミにいた将であることとし、過去にブーンの父親を討っているという形が思い浮かびました。

ブーンからすれば仇敵であり、ヴィップにとっても敵ではないかと思える相手で、
「やっぱりオオカミに忠誠を誓っているのではないか?」と疑えるような展開を作っていけば、
大筋を進めることができますし、展開にも抑揚がついて、面白くするのが難しい起承転結の「承」の部分も面白くなるのでは、と考えました。

ショボンの裏切りを思いついてからここまでは一気に構想が進んで、
大筋はかなりきっちり固まった感じでした。

ここからは、ショボンとジョルジュを中心に考えながら細かい部分の構想を進めていくわけなんですが、
一口に「なるべくショボンに視線が向かないようにジョルジュを疑わせる」と言っても、
じゃあ具体的にどういう展開を作っていけばいいのか、という点は非常に悩みました。

それは、結局のところジョルジュはヴィップに忠誠を誓っているわけなので、
下手をすればジョルジュの言動に矛盾が生じてしまいます。

同時に、ショボンもラウンジの利にならない行動を取ると、
裏切ったときに矛盾が生じ、詰めの甘い展開になってしまう恐れがありました。

次回はそのあたりの構想で苦悩した話を書きます。



 その6へ




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【2012/06/16 16:29】 | 自己作品について
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名無しさん
アナグラム偶然だったのかあ
気づいた人確かにすごいですねw

しかし例の裏切りにはやられました
小説マンガ等けっこう読むほうなんですが
久しぶりに「やられた!」って感覚味わわせてもらいましたw

次回も期待してます



名無しさん
完全に作者さんの思惑にハマってましたw
何年も前になりましたがあの裏切りの衝撃は覚えてます。
あれほど衝撃を受けた展開は今までもこれからもないんじゃないかと思ってますw


次回は来年です


名無しさん
こんなに制作秘話が聞けるだなんて夢のようです。本当に面白いです。


名無しさん
自分の読み逃しだかもですが、ツンとジョルジュの伏線は結局なんだったんですか?


名無しさん
米1,2
同意。読んでて一番鮮やかに目に浮かんだ光景がBetrayer前の
城壁を転がり落ちるギコの首とその上にいるショボンだったわ


名無しさん
その6まだー?


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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その4です。


アルファという作品を書き始めた時点で、ニュー速VIPは開設から2年が経過していました。
ちょうど、VIP開設当初からの「古参」と、新たに入ってきた「新参」との争いがあったころでした。

アルファに「ブーン系らしさ」を盛り込もうとしたときに、この「古参」と「新参」の争いを取り入れられないかと考えました。
それで、「東塔」を新参が多い塔、「西塔」を古参が多い塔として設定しました。
西塔の将校のほうが年齢が高めだったのは、この設定に準じたためです。

ただ、定期的に新しい兵は入軍してきますし、将校の入れ替わりもあります。
ずっと西塔だけを古参揃いにするのは厳しい話です。

それでもストーリー的には、西塔の将校はほとんど減らさない予定でしたし、実際そうなりました。
西塔にある程度古参を固めるというのは守れていたのですが、
古参、新参という立場での争いというのをほとんど書くことができず、中盤以降は実質的に消滅した設定になってしまいました。

東西併合の際にブーンが新参と古参について口にしましたが、
あれも今にして思えば、やや唐突な感じがあったかなと思います。

最初から考えていた展開だったので是非盛り込みたいと考えて、あのようなセリフになったのですが、
いっそ削ったほうが良かったかなと今は思います。反省点ですね。

しかし、ヴィップという国を内部分裂させるという点に関しては、自分が想定したとおりに書けました。
序盤~中盤まで、ショボンとジョルジュの戦いはストーリーに起伏を生んでくれたと思っています。
ドクオのことと併せて、中盤までのストーリー形成に大きく貢献してくれました。

この時点で既に、「最後は敵国大将とブーンの一騎打ちで終わる」というのも、ぼんやり思い浮かんでいました。
ストーリーの根幹となる設定としてアルファベットが存在しているわけなので、
やはり最後はアルファベットによって決着をつけるのがいいだろう、と考えたためです。

つまり、大筋でまだ決まっていないのは中盤の後半あたりです。
この時点では、物語の方向性を完全に決定づけたと言っていい、ショボンの裏切りがまだ決まっていませんでした。

次回は、ショボンの裏切りを思いついた経緯について書こうと思います。


 その5へ




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【2012/04/14 20:34】 | 自己作品について
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名無しさん
続きが楽しみです!


1ヶ月後とか勘弁


名無しさん
今のVIPの状況だとありえなかった作品なのかー

ショボンの裏切りの経緯!
それすごい楽しみだわ
ルージアルのアナグラムって作者さん言及してたっけ??


名無しさん
そこが反省点だとは意外だったなー
当時、ブーンの台詞を唐突に感じたかどうかは忘れたけど、
その後のヴィップの団結とラウンジの亀裂の対比の布石なのかと、読み進めてて思ってた

裏切り話も楽しみだ


名無しさん
当時ショボンの裏切りは本当に驚いたなぁ…
次回wktk


名無しさん
前から気になっていたんだけど、視点人物を「自分」と表記して一人称なのか三人称なのかどっちともとれる書き方って、他の何かの作品を参考にしたりした?
それともazwdさんがオリジナルで作った文体?


名無しさん
本当によく考えられていますね~
続きが楽しみです。


名無しさん
vipは……まとめのせいか何か分からないけど、空気が変わっちゃったからなぁ。


◆azwd/t2EpE
皆さんコメントありがとうございます。

>>米3さん
それは言及したような、してないような、ですが、
次回で触れようと思います。

>>米6さん
視点人物を「自分」と表記するのは自分なりの書き方ですが、
一人称にも三人称にも取れるような書き方は、自分なりのやり方をブレンドしてはいるものの、
基本的には北方謙三さんに影響されている部分が大きいと思います。


米3
おー!
レスありがとうございます

次回期待してます!!

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その3です。


自分はどちらかというと、ストーリーからキャラを作っていくことが多いタイプです。
アルファのおいても大抵はそうで、概ねストーリーを考えてから展開にキャラを当てはめていっています。

ただ、少しだけ例外があって、ドクオだけは「こうしたい」と考えて、それに沿うよう大筋を作った部分があります。

ブーンの親友として登場し、守りが得意な将として頭角を現す。
しかし本人は攻めが好きで、それが災いして危機に陥り、最後はオオカミの大将に討たれる。

ここまではかなり早い段階から決めていました。
同時に、オオカミの大将をミルナとすることもこのときに決まりました。
第58話の「頼むからこっち見るな」の展開がやりたかったからですね。

初期段階でドクオの生涯を決めたことで、中盤のマリミテ城戦、オリンシス城戦などの展開もぼんやり決まっていきました。
最初はブーンを活躍させ、途中からドクオも並び立つようになり、中盤はむしろドクオをメインに据えるというのも初期からの構想どおりです。

ここで第1話~第60話くらいまでの大筋が曖昧ながらも固まっていきましたが、自分のなかにすっきりしない部分が残ります。
それは、「せっかく自分で一からストーリーを作り上げるんだから、最初から伏線を張って、それを面白いと思える展開に繋げたい」という思いです。

ストーリーを作る上での最低限は、「自分が面白いと思える話を作ること」です。
ドクオのことを決めた段階では、まだ自分で面白いと思える話になっていませんでした。

どうすれば面白くなるのか考えたときに、まず展開に抑揚をつけることを重要視しました。
それを実現するためには、他国との戦いだけではなく、国内での紛争もあれば話が作りやすいんじゃないか、と考えました。

これがヴィップを東西に分けた理由です。

ですが、実はヴィップを東西に分割したのはもう一つ理由があります。
これは、自分が過去の作品の反省を活かし、アルファを通して描く重要なテーマになる予定でした。
しかし途中で思惑が頓挫し、結果的にはちょっと上手くいかなかったな、と後で省みることになる部分でした。

次回は、その東西に分けたもう一つの理由について書こうと思います。


 その4へ




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【2012/03/10 22:05】 | 自己作品について
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名無しさん
ドクオだったか

伏線回収の見事さと、あれは伏線だったのかと後から気づかされる驚きはアルファの大きな大きな魅力だと思う


名無しさん
自分が楽しめなければ良い作品はできないからな
何にも縛られず、自分が好きな物を好きに書けば良いと思うぜ


名無しさん
作品の雰囲気を崩さずに、顔文字のネタを随所に取り入れていたのがすごく魅力的でした


名無しさん
まさかこの後書きが全部終わるまで五年かかるとはこの時、誰も思っていなかった


ななし
作者の意図…散々悶えさせられた身としては感慨深くさえあるww

こういうの読ませて頂けるのとても楽しいです
究極のネタばらしの続き楽しみにしてます


名無しさん
続きマダー


名無しさん
練りに練って考え抜かれた話だなーと心底感心しながら読んでたけど、
それでも思惑どおりにいかなかった部分もあるんだな
その4が楽しみだ

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その2です。


ストーリーの根幹である「アルファベット」という武器は高い殺傷能力を持っています。
具足をつけた人の身体も簡単に両断することができるよう設定しました。

そのような性質にした理由は二つあります。

まず一つは、首を飛ばすというのを違和感なく描写したかったためです。
舞台設定として、現代に比べると大きく文化レベルを落としてあり、
単純に考えると、その舞台で人の首を簡単に飛ばせるような武器を製造するのは難しいのではないか、と考えました。

ただ、やはり表現としては首を飛ばせるようになっているのが分かりやすいように思います。
なのでアルファベットという武器の性能を上げることにしました。

もう一つは、一撃を軽いものにしたくなかったためです。
商業作品なんかでもよく、戦いの最中に何度も傷を負ったり、常識的に考えて死ぬであろう攻撃を受ける展開があります。
しかし、何度でも立ち上がったり、戦いが終われば回復していたりして、一撃が軽いなと感じることが多々あります。

一撃が軽い、と思われてしまうと、戦いそのものが希薄になってしまいます。
戦いの最中に起きることに「どうせ死なないから、どうでもいい」と思われてしまっては終わりです。
なので、この作品では一撃をほぼ即死とすることでそれを回避しようと考えました。

つまるところ、緊迫感のためです。
いつ誰が討たれてもおかしくない、という雰囲気を作りたい気持ちが強くありました。

それは、作品そのものの空気を少し固めにしたい、という思いが基盤にあったためです。
国にかける思いや身命を賭すことの重みは、最初から最後まで揺るぎないものとして存在させたいと考えていました。

結果的に、自分のなかでは構想当初の思いを最後まで貫くことができたと思っています。

根幹となった武器の基礎設定を終えたあとはストーリーの構想に移っていきました。
主人公をブーンとすることは自然と決まり、その成長を描く話とすることも自分のやり方なので、すんなりと決まりました。

そのあと、他の誰よりも早く、最初の登場から最後の死に方まで明確に決まったキャラがいます。
これは、ショボンやジョルジュのことを考えるよりも前にかなり細かいところまで固まっていました。

次回は、それが誰なのかという点と、そのキャラがストーリーの構想に及ぼした影響について書いてみようと思います。


 その3へ




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【2012/03/08 00:48】 | 自己作品について
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名無しさん
ふむ。順当に考えるとドクオかな?


名無しさん
ツン


名無しさん
こんな短期間に続きがくるとは。
楽しみに待ってます。


総大将じゃね


名無しさん
リアル三國無双をしやすくするためかなーって思ってたわ


名無しさん
シラネーヨかな、やっぱり


名無しさん
ベタだけどドックンやな


名無しさん
プギャーじゃないのか?
そんなこと言ってたような


名無しさん
ドクオって言ってたな


名無しさん
誰だろう
最初と最後で大きく変わった、成長したキャラという点でアルタイム!!!

だったら嬉しいなw

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。


まず、自分が最初に書いた「ポケモン」は、自分で書き始めた話ではありませんでした。
既に第13話まで投下されている状態から話を考え、書いて、第100話をもって完結させたお話です。

アルファの構想を始めたのは、そのポケモンがまだ半ばの頃でした。

ポケモンを書くのは楽しかったですし、ポケモンを書いている間はそれに全力投球していました。
ただ、自分が書き始めた作品ではないという点で自分のなかに蟠りがあったのも事実です。
つまり、「最初から最後まで自分でひとつの作品をやりきりたい」という思いがありました。

そうやって、ぼんやりとしたオリジナル長編への欲望を抱いていた頃のことです。
アルファベットチョコレートを食べていて、ふと気づきました。
「アルファベットの26個という数は、多すぎず少なすぎずでちょうどいいから、何かに活かせるんじゃないか」と。

それは例えば、ドラゴンボールを集めるように26個のアルファベットを集める話であったり、
26人の特別なキャラたちが活躍する話であったりと、色々と構想は膨らんだのですが、
あるとき小文字のfを見て「武器っぽい」と感じたことがキッカケで、26種類の武器で戦う話を思い浮かびました。

ただ、まだその時点では、ファンタジックな話を考えていました。
26種類の武器が存在する世界で旅をする主人公、みたいな感じですね。

しかし、そのころ同時に「戦記物もやりたい」という気持ちがありました。
なのでいっそのこと、「26種類の武器を使って戦をやる話」にすればいいんじゃないか、と考え付き、
これがアルファの大元になりました。

基盤となる世界観がこの時点でぼんやりと形成され、そこからはかなり足早に構想が固まっていったように記憶しています。
この時点で確か、アルファの最初の投下を実施する三ヶ月くらい前だったと思います。

「アルファベットという武器を使って戦をやる話」と決めたあと、
次に設定に取り掛かったのは、ストーリーの根幹を担う武器について、でした。

このとき自分は、「アルファベットという武器は並みの剣や槍ではなく、高い殺傷力を持つ」という点に凄く拘りました。
それは真っ先に考えましたし、そのあと何があっても絶対に崩さないという確固たる意志を持って構想を続けていきました。

では何故自分がその点に拘ったのか、についてはまた次回にしようと思います。


 その2へ




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【2012/03/07 00:42】 | 自己作品について
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名無しさん
この記事を読んだらまたどうしようもないアルファ熱が蘇ってきてしまいました…

その2も待ってます!!


名無しさん
週に一度は気に入ったシーンを読み返しているものです。
ツイッターからきました。

興味深いお話ですねぇ。
続きを楽しみにしております。


すずき
三年ほど前にブーン系界隈から離れた者です。
一読者で、感想とか絵を描くことしかしてなかったのですが…。
昨日ふと気になって戻って参りましたところ、なんとアルファベット完結されてるではないですか!

慌てて夜更けまで一気に読みました、胸がいっぱいになりました。
お忙しい中これだけの作品を書き上げるのは想像もつかないほど大変だったと思います。
本当にお疲れさまでした。

もうブーン系界隈は寂しくなっちゃったのかな?と覚悟して戻ってきたのですが、偶然こちらのブログの更新があって鳥肌。

あなたの作品がすべて大好きです。
徹夜してポケモンを一気読みした日の感動を今でも覚えています。
リアルタイムでアルファベットを支援した日々は間違いなく自分の青春のひとつでした。

本当に、長い間ずっとブーン系に居てくださってるんですね…。
ただただ感謝の言葉を送りたいです。

ブログの更新、心からお待ちしてます。


名無しさん
作者ってもう長編書かないの?これからずっとアルファの思い出語りしてるの?


名無しさん
なんだろう、面白い


名無しさん
こういうのは嬉しいね。
どんな作品でも製作の裏側的なのはワクワクする。

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自分が昔に書いた話が元になっている、というのは最初にお話したとおりですが、
実はそのとき、番外編というものが存在していました

とは言っても後日談のようなものではなく、
いわば「ギコ視点」のお話でした

しぃと会えなくなり、悩み苦しみ、
やがて別れを告げる
番外編はこのシーンから始まります

そのあとギコは学校で色々あって、
また別のことで悩まされたりとか、生活のことで悩んだりとか、
とにかくもう色んな苦労を本編の流れに絡めて描写したお話でした

んで、実はこの番外編も最初は投下予定でした
それを考慮して本編を改変した部分もあります
が、この番外編の出来に、読み返していくうちに納得できなくなってしまったんですね

大筋は今も悪くないと思っているんですが、
細部の作りが荒くて、大筋を上手く描き出せていないように思えたんです
色んなところで過不足がありすぎ、という感じでした

ちょこちょこっと修正してどうにかなる、というレベルではなく、
かといって最初から書き直すのも何だかなぁ・・・と思えたので投下はヤメにしました
本編だけで終わるのも充分アリかなと思ったからでもあります

いま見てもやっぱり稚拙としか言いようがない番外編なのですが、
いずれ機会があればちゃんとした形にして投下したいなと思ってたりもします
自分の中ではやっぱり、番外編も含めての「時計の針」なので



時計の針で自分がメインに押し出したのは、
「切なさのあるすれ違い」でした
全てはそこから始まり、そこから発展し、そこに終わりを見ます

同時にしぃの成長物語でもあります
最初は頭に常にフィギュアがあって、やっぱりギコは二の次だったわけです
本人の自覚にはもちろんなかったことなんですけど

でも別れたあとは自分の愚かしさを自覚し、戒めて成長します
成長させてくれたのはギコと有里
どちらもしぃにとって欠かせない存在でした

自分はポケモン、運命の一戦、策略、アルファベットという話の全てに、主人公の成長という要素を取り入れています
それはもちろん、時計の針でも同じでした
ただ上記の作品たちとは明らかに成長の仕方が違って、感情面のみが成長に関わってきます

自分の作品のなかでは特異ですが、
特異であるがゆえの良さというものを自分なりに出せたかな、と思います

全体的に、満足です



「(*゚ー゚)しぃの時計の針は戻らないようです」については以上です
ありがとうございました

次回はまだ未定なのですが、
表合作について振り返ろうかな、と考えてます
でももしかしたら「( ^ω^)ブーンがクラスメイトのツンを痴漢してしまうようです」にいくかも知れません
とりあえず、未定です


【2008/01/24 01:27】 | 自己作品について
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名無しさん
番外編がすごい読みたくなった

痴漢にいくかもしれません、て誤解を招きそうな一文だなw


名無しさん
痴漢にいくのか……くれぐれも捕まらないようにしてくだしあ><


名無しさん
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 痴漢! 痴漢!
 ⊂彡

初めまして
(ノ・ω・)ノ
貴方のファンを公言しておきながら、このブログの存在を知らなかった‥‥ファン失格ですね。

アルファの続き、楽しみにしてます!!頑張って下さい(ノ・ω・)ノ


名無しさん
折角だし、ここで番外編の投下を……ゲフンゲフン


名無しさん
  _
( ゚∀゚)o彡゚ 時計!の針!

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今回は主要キャラについて


まずはヒロインのしぃ

「時計の針」は最初から最後までしぃの一人称で進むので、
性格についてはトコトン掘り下げてあるつもりです
なのでここで特に語ることもないんですけど・・・

しぃは大筋を引っ張る役目もあったので、やっぱり不安定な性格になっちゃってますね
それでよかった、とも思っているんですけども

ギコと別れるまでは物事を深く考えられなくて、有里に批判されまくります
それが分からないほどバカではないんですけど、やっぱり自分を正当化しちゃう面もあります

ここらへんがしぃの性格の面白いところというか、大事なところですね
物語中で唯一「成長」というのを明確に見せたキャラなので、主人公らしさはあったと思います


次はギコ

健気キャラです
ひたすらにしぃのことを想い続けます
もちろん、一人のときは悩んで悩んで、苦しんでます

相手のことを思いやりすぎる性格なので、
しぃと会ったりできなくても、相手を責められないんです
自分に責任を見出そうとしちゃうんですね

そうしてどんどん自分を追い込んで、結局しぃと別れる道を選んじゃうんです
それも全部自分のせいだ、と思って、身勝手で最低な男だ、と自分をまた責めます

こういうすれ違いからストーリーは始まってるわけですね

ギコ自身は、両親を亡くして一人暮らしなので、生活は苦しい状態です
しぃに会いにいくのも、金銭的にはわりと大変で、でもそんな素振りは見せません
しぃが自分の責に気付けなかったのは、こういうギコの性格も影響してたりします

しぃと別れたときは「復縁は絶対にない」という意思を持っていました
自分から告白して自分から振ってるので、更に復縁となると身勝手すぎるとギコは考えたためです
なので友達に徹しようとしていましたが、結局、自分の気持ちに嘘はつけなかったというわけですね


最後に有里

しぃを引っ張る役目ですね
彼女の存在は、話を書いていくうちに自然に出てきました
この話に欠かせない存在です

有里自身は、周りがアイドルスケーターとして見るしぃのことを、
皮肉的に、また客観的に冷静な観点で見ています
全てを理解したうえで、ごく普通の友達として接してるわけですね

だからこそしぃを引っ張れる存在であった、ということでもあります

有里はギコのことを全く知らない、というのがキーになってます
会ったこともない、話したこともない
しぃを介してしかギコのことが分からないんです

にも関わらず的確なアドバイスを送れる、というのが彼女の聡明さを表している部分です
経験の豊富さも、ですね

個人的に、本作のキャラで一番のお気に入りです


キャラに関しては以上です
次回は総括と、実は昔に書き上げていた「番外編」の存在について書いてみようと思います


 その5へ



【2008/01/14 21:49】 | 自己作品について
トラックバック(1) |


名無しさん
番外編!?
そりゃ気になるな


名無しさん
しぃは身勝手さがイラつくんだけど、何故か嫌いになれなかったなー
人間臭かったからかな

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◆azwd/t2EpE
>>米2さん
未熟さゆえの人間臭さ、かも知れないですね
一番未熟で、一番悩み苦しんで、一番報われたキャラです

>>米3さん
ご自由にご解釈下さればと思います
あの部分に関しては、自分からは何も言えないです


名無しさん
こんばんは。ポケモン時代からアルファさんの作品を読ませて頂いております
いつもアルファの更新楽しみにしてますので頑張ってください 
ところでつかぬことをお聞きしますがアルファさんはふたなりですか?


名無しさん
マルチうぜー
こんな阿呆は気にしなさんな

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