◆azwd/t2EpEによる雑記です。 自由気ままに書いてみます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その6です。



ショボンはラウンジに忠誠を誓いながらヴィップで戦っており、ジョルジュはオオカミへの思いを抱いているように見えるも実際にはヴィップに忠誠を誓っている。
この二人の立場は、上手く書ければきっと面白くなると考えていましたが、失敗すればただのよく分からない話になるというリスクも感じていました。

自分が二人を書くときに多用したのは、いわゆるダブルミーニングですが、これを自分が上手く使えるかどうかという不安もありました。
事前にある程度、展開を考えていても、キャラのセリフなどはその場で流れに沿って出てくるものも多いため、不安は常に付きまとい続けました。

そんな不安を抱えながらも構想していて、まず思いついたのはジョルジュがブーンの命を狙うという展開でした。

通常、入軍したばかりの兵を戦に伴うことはありません。
ただ、その常識に従っていると、ブーンを活躍させるまでにかなりの時間がかかってしまいます。
序盤で読者さんに切り捨てられるのは避けたかったので、強引にでもブーンを参戦させる必要がありました。

ジョルジュが西塔の戦にブーンを伴うという展開は、戦場にブーンを投入できるだけでなく、
ジョルジュからの脅威をブーンに与えることができ、ジョルジュの複雑な立場もえがけるという点で、序盤にはうってつけの展開でした。

また、このときに敵の大将(結果的には偽者)と戦わせるというのも、序盤の展開を盛り上げるためには欠かせないものでした。
プギャーが拳を握り締めるシーンや、ヒッキーがプギャーに呆れるシーンなどは、活きてくるのはだいぶ後なのですが、このときしっかり書けたことに満足しています。

ただ、ジョルジュにブーンを狙わせるのにも理由が必要です。
ただの新兵なら大将が目をつけるはずはないので、何らかの理由付けをしなければならない、と思いました。

このとき思いついたのが、ブーンの偽の才能です。
類い稀なる才能を持っているとジョルジュに思わせることで、展開がスムーズに流れるように考えました。

ここで単なる才能ではなく、偽の才能としたのは、ショボン側の複雑な立場を作り上げるためです。
偽の才能を意図的に持たせることで、ショボンのラウンジへの思いを裏でえがくことができ、同時に大将という遠いはずの存在を近づけることもできました。

そしてこの偽の才能のおかげで、もうひとつ、中盤の展開に謎を生むことができました。
次回はそのあたりについて書いてみます。



 その7へ




追記を閉じる▲
スポンサーサイト

【2013/08/23 09:42】 | 自己作品について
トラックバック(0) |


名無しさん
更新楽しみにしてました!ありがとうございます


名無しさん
俺も待ってました

序盤で読者さんに切り捨てられるのは避けたかったので、強引にでもブーンを参戦させる必要がありました。

確かに俺も序盤のいきなり熱い展開に引っ張られた口ですが、商業週間マンガ家みたいな縛りなく書いたらどうなってたのかも今では見てみたい気がしますw



名無しさん
東と西の確執がはっきりしてたので初めて見たときは「生かしておくわけには、~」で動機がそれだとすんなり騙されてしまいました
改めて読むとファットマン打ち取ってから本城に帰還するまでジョルジュの心情を想像するのが楽しい

拳を握るところはセリフがもろで、プギャーになんかあることは感づかせましたが
改めて読むとこれも感情がすぐ出る無能さの表現だったんですね


名無しさん
偽りの才能を持つブーンだからこそ持ちえるちぐはぐさが、
偽りのファットマンを討ち取るという戦果を生み出せたとも思えますし、
偽り関連で色々と関連付けられているように思えて楽しかったです。
特にこの辺りはショボン裏切り後に読むと、より楽しめたと思いました。

コメントを閉じる▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。