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◆azwd/t2EpEによる雑記です。 自由気ままに書いてみます。
「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その10です。


前回までの振り返りで、作品を書き始める前のことはひととおり書き終えたため、今回からは実際のストーリーを少しずつ振り返っていきます。

まず最序盤。
特に第1話についてですが、ここで一番頭を悩ませたのは、「ブーンが不合格を告げられる終わり方でいいかどうか」でした。

作品の軸となるアルファベットという要素について詳細を第1話で明かさないのは早い段階から決めていて、「何故かブーンだけが落ちる」という引きにするのも決めていました。
ただ、実際に書いてみると、いきなり挫折した瞬間で終わるのが呆気なく思われる可能性もある気がして、読み手に興味を持ってもらえるかどうかが結構不安でした。

ただ、結果的に投下したあとの反応がよかったので、この作品に対する自信を多少なり持てました。
かなりほっとした部分もあったように思います。

それから最序盤で気をつけていたのは、「登場するキャラの詳細をあまり描写しない」ということでした。
例えば、ギコは第2話で登場しますが、人となりを詳細に描写したのは第31話です。
最初からキャラの立ち位置や人間性を細かく描写しすぎると、読み手に色んな理解を強いることになり、結果的に「よく分からない話」となりかねません。
そのため、ストーリーに必要なキャラを登場はさせるけれど、あえて深くは描写しないことで、作品から離れられてしまうのを防ごうと思っていました。

本来、あまり早い段階から作品にたくさんのキャラを登場させるべきではないと考えていますが、アルファにおいてはどうしてもキャラを出しておかないと不都合のあるシーンがいくつかありました。
第3話の軍議のシーンでもプギャーなどが登場しますが、これもあまりに少人数では軍議らしさに欠けると考えたためです。
ただ、これも深く描写しすぎると本筋を理解してもらうのが難しくなるため、なるべく顔見せ程度で済ませておこうと考え、割とあっさりした流れにしています。

ここまで書いてきたように、最序盤でとにかく気を付けていたのは「なるべく分かりやすくすっきりさせること」でしたが、なるべく伏線を引っ張っておこうとは考えていました。
例えば第1話の郵便屋襲撃の話や、第2話の偽の才能などです。
ただ、後の展開を先に考えているとどうしても早くからたくさん伏線をばら撒きたくなりますが、あまりに多いとやはりまとまりが悪くなるため、そこはなるべく堪えて多くとも1話に1つか2つ程度という風に考えていました。

いきなり分かりづらく複雑な話と受け取られてしまって敬遠されるのを避けるために、比較的シンプルな流れにした最序盤ですが、とはいえ先を読みたくなるような展開もやはり早めに必要になると思っていました。
ブーンの初陣を入軍直後にしたこと、しかもそれが本来の所属ではない西塔側の戦になることなどは、続きを読みたいと思ってもらいたいがために考えた展開です。
次回はその初陣あたりのことについて書いてみたいと思います。



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【2018/10/30 21:33】 | 自己作品について
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keonhacai
Paragraph writing is also a fun, if you know after that
you can write or else it is difficult to write.


名無しさん
もう完結から6年も経つんですね
時間が経つのは速いものです


名無しさん
偶然このブログを見つけました
ポケモンやアルファの更新をリアタイで追っかけていた頃が懐かしい

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「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その9です。


タイトルにもあるとおり、この作品は「アルファベットを武器に戦う」ストーリーです。
しかし、ストーリーを大きく動かしていくのは国と国の戦いであり、大軍と大軍の戦いでした。

自分はストーリーを逆算して作っていくタイプで、最後は大将同士の一騎打ちと決めていました。
その展開にするためにはまず、二国の領土をほぼ同等としておく必要がありました。

しかし終盤はヴィップが盛り返してから一騎打ちに持ち込む展開にしておきたかったので、一旦領土を大きく奪われ、それを取り返していくようにヴィップが連勝していく流れを……という感じで、一つ一つの戦の勝敗をどんどん決めていきました。
作品の開始前から、それに沿って年表を作り、一つ一つの戦の勝敗を記載しておくことでようやく作品の全体像が固まっていきました。

どちらを勝たせるべき戦か、ということさえ決まっていれば、戦の詳細まではそんなに前もって決めておく必要はない、というスタンスでいました。
これは、あまりにも最初から戦の詳細までガチガチに固めておくと、柔軟性を失ってしまうことも多いためです。

「こういう展開にしよう」と予め構想していても、実際に書き進めていくうちに「あれ、なんか違う」となることも珍しくありません。
そういうときに拾わなければならない布石が大量に散らばっていると、それを拾うだけで精一杯になったり、あるいは拾い損ねてまとまりを欠くことにもなりかねません。

展開をかなり前から決めていると、どうしてもそれに向けての布石を撒いてしまいたくなってしまいます。
しかし、それを戦の詳細な部分のために用意していると、思ったとおりいかなくなったときの処理に困るのが目に見えていました。
なので、あえて詳細までは決めておかず、戦が近づいてきたら徐々に決めていくというスタンスを取ることにしていました。

もちろん、ドクオとフィレンクトが一緒に敵の門兵を騙す展開や、ブーンがドラルとの戦いでSに上がる展開など、ストーリー上でキーとなる展開などはかなり早い段階から決めていました。
あとは、ベルベットがショボンに討たれる展開や、ビロードがモララーのために戦死する展開など、キャラの生死に関わる部分も早くから決まっていたことが多かったです。
柔軟性を持たせていたのは、それ以外の部分で、それこそ陣形をどう展開するかなどの本当に細かい部分は書きながら考えていた部分もありました。

書きながら考える部分もあると、実際書いているときに上手く書き進められないときもあって、投下が遅れることもあったのですが、ストーリーが破綻するようなことは発生しなかったので、結果的にはいいスタンスを取れたのかなと思っています。

ここまでで作品の全体的な流れが概ね固まり、必要なキャラもだいたい見えて設定できたので、作品を書き始めてもいいと思えるところに辿り着きました。
この頃はもう、早く書き始めたくてずっとわくわくしていたので、書き始めたときはかなり快調に書き進められた記憶があります。

次回は、ストーリー開始直後あたりの展開について振り返ってみます。


 その10へ




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【2018/10/14 02:06】 | 自己作品について
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名無しさん
実に、長かった。あまりにも(ry
更新ありがとう…ありがとう……


名無しさん
更新楽しみにしてます!
ブーンのSのシーンは熱かった!


名無しさん
夢で出てきたから覗いてみたらなんと更新が来ている
シンパシーを感じざるを得ない!!


名無しさん
更新きてた!いまだにアルファが一番好きだからこうして話を聞けて嬉しい。
azwdさんはツイッターアカウントをお持ちなら質問箱を設置したりはしないですか?
気になってたことやキャラクターの裏話とか色々聞いてみたいです。


◆azwd/t2EpE
皆さんありがとうございます。
数年ぶりの更新なのに待っていただいていた方が何人もいらっしゃって、本当に嬉しい限りです。

>米4さん
ツイッターではaskはやっていたのですが、質問箱のほうが質問したり回答したりしやすそうなので、設置してみます。近いうちに設置できると思うので少しお待ちください。

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