校舎の昇降口から、小走りで駆け寄ってくる。
部活を終えたドクオくんだった。
(;'A`)「お、遅くなってすみませ……」
('A`)「……悪かったな、遅くなっちまって」
ξ;゚⊿゚)ξ(えっ……)
なんで途中まで敬語だったのに、急に偉そうな口ぶりになったの……?
そんな疑問を一瞬抱えたけど、すぐに理由は分かった。
どうやら、彼氏の役割を考えた結果みたい。
('A`)「暑いとこで待たせて悪かった。さぁ、行こうか」
('、`;川「……あのさ、ドクオ」
('A`)「え?」
('、`;川「そのキモイ態度やめたほうがいい。吐き気がする」
(;'A`)「……あ……」
ペニちゃん、マジで引いてる……。
心底やめてほしいって思ってるんだろうなぁ……。
……実は私も、ちょっとだけ……。
ξ゚⊿゚)ξ「普通でいいから、ね?」
(;'A`)「う、うん」
無理したってしょうがないしね……。
ドクオくんは、キャラも知られてるんだし、尚更。
私はちょっと、キャラ作りしなきゃいけないかも知れないけど……。
ξ;゚⊿゚)ξ(うっ……)
ドクオくんと一緒になった瞬間、物凄い視線を感じる……。
多分……ドクオくんの友達、かなぁ……。
それ以外のも、あるような気がするけど……。
校門を通り過ぎる高校生は、私のほうに何度か視線を送っていく。
セント学院の制服は、やっぱり珍しいみたい。当たり前か。
セント学院はここからだいぶ離れたとこにあるから、登下校ですれ違うこともないだろうし……。
制服の可愛さも寄与してるかも?
ペニちゃんには、似合ってるって言ってもらえたし……。
そういう意味で注目されてるんだとしたら、恥ずかしい反面、悪い気はしないかなって感じだったりする。
('、`*川「ドクオ、アンタもしツンさんに手ぇ出したらどうなるか」
(;'A`)「わ、分かってます!」
('、`*川「よーし」
あくまで、二日間を乗り切るための、偽彼女。
私はもちろん、ドクオくんも、それはちゃんと把握してなきゃいけないこと。
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ……行ってくるね」
('、`*川「はーい」
ペニちゃんに別れを告げて、ドクオくんと二人で高校から離れる。
緩やかな傾斜をゆっくり下っていく。
こうして、二日かけて彼女役を演じる依頼は、静かに静かに始まった。
その13へ
部活を終えたドクオくんだった。
(;'A`)「お、遅くなってすみませ……」
('A`)「……悪かったな、遅くなっちまって」
ξ;゚⊿゚)ξ(えっ……)
なんで途中まで敬語だったのに、急に偉そうな口ぶりになったの……?
そんな疑問を一瞬抱えたけど、すぐに理由は分かった。
どうやら、彼氏の役割を考えた結果みたい。
('A`)「暑いとこで待たせて悪かった。さぁ、行こうか」
('、`;川「……あのさ、ドクオ」
('A`)「え?」
('、`;川「そのキモイ態度やめたほうがいい。吐き気がする」
(;'A`)「……あ……」
ペニちゃん、マジで引いてる……。
心底やめてほしいって思ってるんだろうなぁ……。
……実は私も、ちょっとだけ……。
ξ゚⊿゚)ξ「普通でいいから、ね?」
(;'A`)「う、うん」
無理したってしょうがないしね……。
ドクオくんは、キャラも知られてるんだし、尚更。
私はちょっと、キャラ作りしなきゃいけないかも知れないけど……。
ξ;゚⊿゚)ξ(うっ……)
ドクオくんと一緒になった瞬間、物凄い視線を感じる……。
多分……ドクオくんの友達、かなぁ……。
それ以外のも、あるような気がするけど……。
校門を通り過ぎる高校生は、私のほうに何度か視線を送っていく。
セント学院の制服は、やっぱり珍しいみたい。当たり前か。
セント学院はここからだいぶ離れたとこにあるから、登下校ですれ違うこともないだろうし……。
制服の可愛さも寄与してるかも?
ペニちゃんには、似合ってるって言ってもらえたし……。
そういう意味で注目されてるんだとしたら、恥ずかしい反面、悪い気はしないかなって感じだったりする。
('、`*川「ドクオ、アンタもしツンさんに手ぇ出したらどうなるか」
(;'A`)「わ、分かってます!」
('、`*川「よーし」
あくまで、二日間を乗り切るための、偽彼女。
私はもちろん、ドクオくんも、それはちゃんと把握してなきゃいけないこと。
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ……行ってくるね」
('、`*川「はーい」
ペニちゃんに別れを告げて、ドクオくんと二人で高校から離れる。
緩やかな傾斜をゆっくり下っていく。
こうして、二日かけて彼女役を演じる依頼は、静かに静かに始まった。
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部活を終えたドクオくんだった。
(;'A`)「お、遅くなってすみませ……」
('A`)「……悪かったな、遅くなっちまって」
ξ;゚⊿゚)ξ(えっ……)
なんで途中まで敬語だったのに、急に偉そうな口ぶりになったの……?
そんな疑問を一瞬抱えたけど、すぐに理由は分かった。
どうやら、彼氏の役割を考えた結果みたい。
('A`)「暑いとこで待たせて悪かった。さぁ、行こうか」
('、`;川「……あのさ、ドクオ」
('A`)「え?」
('、`;川「そのキモイ態度やめたほうがいい。吐き気がする」
(;'A`)「……あ……」
ペニちゃん、マジで引いてる……。
心底やめてほしいって思ってるんだろうなぁ……。
……実は私も、ちょっとだけ……。
ξ゚⊿゚)ξ「普通でいいから、ね?」
(;'A`)「う、うん」
無理したってしょうがないしね……。
ドクオくんは、キャラも知られてるんだし、尚更。
私はちょっと、キャラ作りしなきゃいけないかも知れないけど……。
ξ;゚⊿゚)ξ(うっ……)
ドクオくんと一緒になった瞬間、物凄い視線を感じる……。
多分……ドクオくんの友達、かなぁ……。
それ以外のも、あるような気がするけど……。
校門を通り過ぎる高校生は、私のほうに何度か視線を送っていく。
セント学院の制服は、やっぱり珍しいみたい。当たり前か。
セント学院はここからだいぶ離れたとこにあるから、登下校ですれ違うこともないだろうし……。
制服の可愛さも寄与してるかも?
ペニちゃんには、似合ってるって言ってもらえたし……。
そういう意味で注目されてるんだとしたら、恥ずかしい反面、悪い気はしないかなって感じだったりする。
('、`*川「ドクオ、アンタもしツンさんに手ぇ出したらどうなるか」
(;'A`)「わ、分かってます!」
('、`*川「よーし」
あくまで、二日間を乗り切るための、偽彼女。
私はもちろん、ドクオくんも、それはちゃんと把握してなきゃいけないこと。
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ……行ってくるね」
('、`*川「はーい」
ペニちゃんに別れを告げて、ドクオくんと二人で高校から離れる。
緩やかな傾斜をゆっくり下っていく。
こうして、二日かけて彼女役を演じる依頼は、静かに静かに始まった。
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