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◆azwd/t2EpEによる雑記です。 自由気ままに書いてみます。
「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」について振り返ります。その11です。


アルファの序盤の流れについて構想していたとき、大きな悩みの種になったのは、「ブーンをどうやって中心に引っ張り出そうか」ということと、「どうやってブーンを危機的状況に陥らせようか」ということでした。
通常、ただの新兵がいきなり敵国との戦いに駆り出されることはなく、まずはじっくり訓練を積んでから徐々に戦に慣らされていきます。
ただ、それだとあまりにスロースタートになってしまい、退屈な話になってしまう可能性があると感じていました。

そこで、ブーンを足が速い設定にすることと、ブーンの偽の才能にジョルジュが目を付けた設定にすることで、西塔側の戦に参加させる流れを思いつきました。
これが序盤のストーリーを構成するうえでかなりキーになったというか、頭の中で抱えていたいくつもの問題を解決させることになりました。
まず世界最強の存在であるベル(結果的には偽者ですが)と戦わせることで危機的状況に陥らせ、それを乗り越えた戦功により一気に軍の中心へと近づくという流れを実現でき、頭の中で抱えていた問題をまとめて解決できる展開になりました。

それに加えて、ジョルジュが東塔にかなり敵意を持っており、特にショボンとは絶対に相容れない仲だと示すこともできました。
更に、当時の作中で最強の存在であるベルが「V」の使い手であるということ、つまり作中での強さの天井を知らせることもできました。
このあたりのことを序盤に書いておけたことが、後々のストーリー展開を楽にしてくれたと思います。

また、制作上の話ではありますが、このあたりの話を書いたときに自然と決まったことがあります。
それは、西塔側の実質的な主人公をヒッキーにする、ということです。

当初、西塔側の話を書くときは、主人公的な存在を決めることなく、色んなキャラの一人称を書く予定でした。
ただ、ジョルジュからブーンに対する指令をヒッキーが訝ったり、プギャーの危機をヒッキーが助けたりというあたりを書いたときに、西塔のことを書くときはヒッキーがベースでいいんじゃないかと考えるようになりました。
ジョルジュよりも昔から将校としてヴィップに在籍していて、思慮深く、視野が広いヒッキーは、西塔にいながら東塔にも思考を巡らせさせるのにうってつけで、それをはっきり意識できたのがこの戦いでした。

また、ヒッキーを東西併合までの西塔のメインキャラに据えると考えたことで、オオカミはミルナ、ラウンジはカルリナ、といった具合に、それぞれメインを決めておけば書きやすく、読む側としても読みやすいんじゃないかというところにも思い至りました。
結果的に中盤あたりまでの基本となるスタンスを決めることができ、後々のことを具体的に考えていくにあたっても、ここで決めたスタンスがかなり楽にしてくれたと思います。

さて、ブーンは西塔での初陣を飾り、大きな戦功を挙げることで一気に東塔の将校へと昇格します。
このあとモララーやフィレンクトが登場したり、ブーンが東塔での初陣を飾ったりというところに話は入っていくのですが、次回はそのあたりについて書いてみようと思います。



 その12へ




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アルファの序盤の流れについて構想していたとき、大きな悩みの種になったのは、「ブーンをどうやって中心に引っ張り出そうか」ということと、「どうやってブーンを危機的状況に陥らせようか」ということでした。
通常、ただの新兵がいきなり敵国との戦いに駆り出されることはなく、まずはじっくり訓練を積んでから徐々に戦に慣らされていきます。
ただ、それだとあまりにスロースタートになってしまい、退屈な話になってしまう可能性があると感じていました。

そこで、ブーンを足が速い設定にすることと、ブーンの偽の才能にジョルジュが目を付けた設定にすることで、西塔側の戦に参加させる流れを思いつきました。
これが序盤のストーリーを構成するうえでかなりキーになったというか、頭の中で抱えていたいくつもの問題を解決させることになりました。
まず世界最強の存在であるベル(結果的には偽者ですが)と戦わせることで危機的状況に陥らせ、それを乗り越えた戦功により一気に軍の中心へと近づくという流れを実現でき、頭の中で抱えていた問題をまとめて解決できる展開になりました。

それに加えて、ジョルジュが東塔にかなり敵意を持っており、特にショボンとは絶対に相容れない仲だと示すこともできました。
更に、当時の作中で最強の存在であるベルが「V」の使い手であるということ、つまり作中での強さの天井を知らせることもできました。
このあたりのことを序盤に書いておけたことが、後々のストーリー展開を楽にしてくれたと思います。

また、制作上の話ではありますが、このあたりの話を書いたときに自然と決まったことがあります。
それは、西塔側の実質的な主人公をヒッキーにする、ということです。

当初、西塔側の話を書くときは、主人公的な存在を決めることなく、色んなキャラの一人称を書く予定でした。
ただ、ジョルジュからブーンに対する指令をヒッキーが訝ったり、プギャーの危機をヒッキーが助けたりというあたりを書いたときに、西塔のことを書くときはヒッキーがベースでいいんじゃないかと考えるようになりました。
ジョルジュよりも昔から将校としてヴィップに在籍していて、思慮深く、視野が広いヒッキーは、西塔にいながら東塔にも思考を巡らせさせるのにうってつけで、それをはっきり意識できたのがこの戦いでした。

また、ヒッキーを東西併合までの西塔のメインキャラに据えると考えたことで、オオカミはミルナ、ラウンジはカルリナ、といった具合に、それぞれメインを決めておけば書きやすく、読む側としても読みやすいんじゃないかというところにも思い至りました。
結果的に中盤あたりまでの基本となるスタンスを決めることができ、後々のことを具体的に考えていくにあたっても、ここで決めたスタンスがかなり楽にしてくれたと思います。

さて、ブーンは西塔での初陣を飾り、大きな戦功を挙げることで一気に東塔の将校へと昇格します。
このあとモララーやフィレンクトが登場したり、ブーンが東塔での初陣を飾ったりというところに話は入っていくのですが、次回はそのあたりについて書いてみようと思います。



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【2018/12/29 22:01】 | 自己作品について
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名無しさん
West side story読了後、通算4回目となる本編も読破してしまいました。
中学時代からリアルタイムで読んでいただけに、やはり感慨深いものがあります。
そんな僕も今や社会人。様々なシナリオを読んできましたが、アルファベットには色褪せない魅力がありました。簡潔すぎず、それでいてスムーズに読める。各々のキャラクターが生きている。言い出せばキリがないでしょう。
また新作が出ることを心待ちにしております。

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この記事へのコメント
West side story読了後、通算4回目となる本編も読破してしまいました。
中学時代からリアルタイムで読んでいただけに、やはり感慨深いものがあります。
そんな僕も今や社会人。様々なシナリオを読んできましたが、アルファベットには色褪せない魅力がありました。簡潔すぎず、それでいてスムーズに読める。各々のキャラクターが生きている。言い出せばキリがないでしょう。
また新作が出ることを心待ちにしております。
2019/02/19(Tue) 21:51 | URL  | 名無しさん #-[ 編集]
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