◆azwd/t2EpEによる雑記です。 自由気ままに書いてみます。
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(,,゚Д゚)「実は組長の親戚が先日亡くなってな。その葬儀に行くんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「どこまでですか?」

(,,゚Д゚)「大阪だ。まぁ、東京からだからけっこう時間はかかるな。
    そんでその運転をアンタに頼みたいわけだが、もちろん理由はある。
    実は組長、女の運転じゃなきゃクルマに乗らねー人なんだ」

ξ;゚⊿゚)ξ「……はぁ」

 なんだか必要以上に面倒なことになりそうな、そんな予感……。
 でも困ってる人は助けたいし……。

(,,゚Д゚)「男の運転は荒いから嫌いだってずっと言っててな。
    だから今までは嫁さんの運転で全国各地に行ってたんだ。
    ……でもな……」

ξ゚⊿゚)ξ「……お亡くなりに?」

(,,゚Д゚)「あぁ……三年前にな……。
    それ以来、組長はあんまり遠出したがらなくなっちまった……」

(,,゚Д゚)「でも今回の葬儀は組長が若い頃、凄く世話になったらしい人のなんだ。
    年いった幹部は首傾げてたが、組長が大阪まで行くくらいだから、よっぽどなんだろうな。
    ま、とにかく遠出する必要が出てきたわけだ」

(,,゚Д゚)「んで、新幹線や飛行機を使えば楽なんだが、誰に狙われるかわかんねー公共機関での移動は危険なんだ。
    だからやっぱクルマで行くしかねーんだが……女の運転じゃなきゃ組長は乗らないだろうから……」

(,,゚Д゚)「奥さんが亡くなってしばらくは、組に所縁のある女に頼んでたんだ。
    でも最近になって、『ヤクザ臭のする女は嫌だ』って言い始めてな……。
    だから何でも屋に頼みに来たってわけだ」

 別にクルマの運転を専門にしているわけじゃないんだけど……。
 でも、何かを頼もうと思ってこの『何でも屋』の扉を叩いてくれたのは、やっぱり嬉しい。

 困窮の事態を解決する、という意味でなら、確かに私は専門職だからね。

ξ゚⊿゚)ξ「事情は、把握しました」

 どうも、大変な事態みたい。
 女の運転でしかクルマに乗らない組長、東京から大阪までの移動……。

 相手は怖い人だし、クルマの運転にそれほど自信があるわけでもない。
 でも、一つだけ確実なのは、ギコさんが困っているということ。

 多少不安もあるけど、やるしかない。

ξ゚⊿゚)ξ「御依頼、お引き受けいたします」

 決然と言い放つと、ギコさんは少しだけ笑ってくれた。
 その笑顔はまるで、ゴールを決めた直後のエースストライカーのようだ。
 黒いスーツを着てなきゃ爽やかスポーツマンなのになぁ、なんて思ったりもした。

(,,゚Д゚)「よろしく頼むぜ。じゃあ行こうか」

ξ゚⊿゚)ξ「えぇ……」

ξ;゚⊿゚)ξ「えぇ!?」

 い、行こうか?
 もしかして、今から?

(,,゚Д゚)「なに驚いてんだよ。キー渡した時点で今からってことは分かっただろ?」

ξ;゚⊿゚)ξ「分かりませんよ! そんな、急に……」

(,,゚Д゚)「まぁ、もうちょっと時間あるから準備してくれ。
    なるべく早めにな」

ξ;゚⊿゚)ξ「……分かりました」

 だめだ、自分のペースに持ち込めない。
 それに一度依頼を引き受けた以上、相手の言うことには従う必要がある。

 そんなわけで私は大慌てで支度を整え始めた。

lw´‐ _‐ノv「……どうしたんですか?」


その7へ




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(,,゚Д゚)「実は組長の親戚が先日亡くなってな。その葬儀に行くんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「どこまでですか?」

(,,゚Д゚)「大阪だ。まぁ、東京からだからけっこう時間はかかるな。
    そんでその運転をアンタに頼みたいわけだが、もちろん理由はある。
    実は組長、女の運転じゃなきゃクルマに乗らねー人なんだ」

ξ;゚⊿゚)ξ「……はぁ」

 なんだか必要以上に面倒なことになりそうな、そんな予感……。
 でも困ってる人は助けたいし……。

(,,゚Д゚)「男の運転は荒いから嫌いだってずっと言っててな。
    だから今までは嫁さんの運転で全国各地に行ってたんだ。
    ……でもな……」

ξ゚⊿゚)ξ「……お亡くなりに?」

(,,゚Д゚)「あぁ……三年前にな……。
    それ以来、組長はあんまり遠出したがらなくなっちまった……」

(,,゚Д゚)「でも今回の葬儀は組長が若い頃、凄く世話になったらしい人のなんだ。
    年いった幹部は首傾げてたが、組長が大阪まで行くくらいだから、よっぽどなんだろうな。
    ま、とにかく遠出する必要が出てきたわけだ」

(,,゚Д゚)「んで、新幹線や飛行機を使えば楽なんだが、誰に狙われるかわかんねー公共機関での移動は危険なんだ。
    だからやっぱクルマで行くしかねーんだが……女の運転じゃなきゃ組長は乗らないだろうから……」

(,,゚Д゚)「奥さんが亡くなってしばらくは、組に所縁のある女に頼んでたんだ。
    でも最近になって、『ヤクザ臭のする女は嫌だ』って言い始めてな……。
    だから何でも屋に頼みに来たってわけだ」

 別にクルマの運転を専門にしているわけじゃないんだけど……。
 でも、何かを頼もうと思ってこの『何でも屋』の扉を叩いてくれたのは、やっぱり嬉しい。

 困窮の事態を解決する、という意味でなら、確かに私は専門職だからね。

ξ゚⊿゚)ξ「事情は、把握しました」

 どうも、大変な事態みたい。
 女の運転でしかクルマに乗らない組長、東京から大阪までの移動……。

 相手は怖い人だし、クルマの運転にそれほど自信があるわけでもない。
 でも、一つだけ確実なのは、ギコさんが困っているということ。

 多少不安もあるけど、やるしかない。

ξ゚⊿゚)ξ「御依頼、お引き受けいたします」

 決然と言い放つと、ギコさんは少しだけ笑ってくれた。
 その笑顔はまるで、ゴールを決めた直後のエースストライカーのようだ。
 黒いスーツを着てなきゃ爽やかスポーツマンなのになぁ、なんて思ったりもした。

(,,゚Д゚)「よろしく頼むぜ。じゃあ行こうか」

ξ゚⊿゚)ξ「えぇ……」

ξ;゚⊿゚)ξ「えぇ!?」

 い、行こうか?
 もしかして、今から?

(,,゚Д゚)「なに驚いてんだよ。キー渡した時点で今からってことは分かっただろ?」

ξ;゚⊿゚)ξ「分かりませんよ! そんな、急に……」

(,,゚Д゚)「まぁ、もうちょっと時間あるから準備してくれ。
    なるべく早めにな」

ξ;゚⊿゚)ξ「……分かりました」

 だめだ、自分のペースに持ち込めない。
 それに一度依頼を引き受けた以上、相手の言うことには従う必要がある。

 そんなわけで私は大慌てで支度を整え始めた。

lw´‐ _‐ノv「……どうしたんですか?」


その7へ



【2008/04/18 21:48】 | 何でも屋
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名無しさん
wktkwktk


名無しさん
シュールktkr


名無しさん
誤字発見
>凄く世話になったらしい人のなんだ。

支援。


◆azwd/t2EpE
ごめんなさい、どこが誤字か分からないです……

会話中の一文なのでちょっと言葉は崩れてますが、
自分の意図から外れてはいないです


名無しさん
※3
>凄く世話になったらしい人の(葬儀)なんだ。
って事だろ・・・
被らないために省略してるんだから誤字じゃない


楽しみだのう


名無しさん
いまさら※3だが・・・

これは大変失礼を。
きゃー恥ずかしい。しえん。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
wktkwktk
2008/04/18(Fri) 21:55 | URL  | 名無しさん #-[ 編集]
シュールktkr
2008/04/18(Fri) 22:36 | URL  | 名無しさん #-[ 編集]
誤字発見
>凄く世話になったらしい人のなんだ。

支援。
2008/04/19(Sat) 02:42 | URL  | 名無しさん #-[ 編集]
ごめんなさい、どこが誤字か分からないです……

会話中の一文なのでちょっと言葉は崩れてますが、
自分の意図から外れてはいないです
2008/04/19(Sat) 10:00 | URL  | ◆azwd/t2EpE #3mUviMwU[ 編集]
※3
>凄く世話になったらしい人の(葬儀)なんだ。
って事だろ・・・
被らないために省略してるんだから誤字じゃない


楽しみだのう
2008/04/19(Sat) 13:17 | URL  | 名無しさん #-[ 編集]
いまさら※3だが・・・

これは大変失礼を。
きゃー恥ずかしい。しえん。
2008/04/22(Tue) 21:14 | URL  | 名無しさん #-[ 編集]
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